123:横棒、縦棒マクロ

100:エクセル

トーナメント表の勝ち残りを記載するときに、エクセルで作ったトーナメント表の罫線を赤太線にするのは、結構手間がかかり面倒な作業となる。そんなときに役に立つ縦線、横線を引くだけのマクロの紹介です。

はじめに

はじめに、トーナメント表がありきの話になりますので、簡単なトーナメント表をはじめに作りましょう。

マクロの作り方

本当に簡単です。新しいファイルを作ります。まず、新しいマクロの記録を押して、マクロ名を「横線」、ショートカットの文字を「Ctrl+y」、この作用中のブックに保管するを選択して、マクロの説明には、「アンダーラインを引く」として記録を開始して下さい、実際にアンダーラインを赤く太い罫線を引きます。

次に、Visual Basicを開いて、標準モジュールのmodule1を開くと、Sub 横線()からはじまる、なにやらいろいろ記載がある内容があります。’(シングルコーテイション)が付けられたところは、マクロ本文ではなく、説明の部分なので、そこは残して起きます。また、withからはじまり、end withのところを残して、withより上の部分を削除して、最後のEnd Subを残して、End Withから、End Subまでの間を削除します。

マクロの内容

以下のような形になっていれば、OKです。うまくいかない人は、以下をコピーするのではなく、添付のテキストファイルを開いて、モジュールに上書きしてください。

Visual Basic

Sub 横線()

‘ 横線 Macro
‘ アンダーラインを引く

‘ Keyboard Shortcut: Ctrl+y

With Selection.Borders(xlEdgeBottom)
    .LineStyle = xlContinuous
    .Weight = xlThick
    .ColorIndex = 3
End With

End Sub

使ってみましょう

エクセルシートに戻って、適当に複数のセルを選択して、「Ctrl+y」 もしくはマクロスタートボタン▶を押して、横線を選んで実行すると、選択セルの最下部のセルに赤く太い罫線が引けるようになります。

試しに、別のシートを開いて、「Ctrl+y」を押しても同じように赤アンダーラインを引くことができます。それは、マクロを登録してあるエクセルファイルが起動していれば、マクロが使えるということです。逆に言えば、マクロが登録されていないファイルを開いていない場合には、この仕組みは使えません。頻度が多い人は、PARSONAL.XLSBにマクロ登録をしたほうが良いでしょう。

縦線

同様の手順で縦線も作成してください。縦線のショートカットキーは、「Ctrl+t」が良いと思います。たてのt よこのyです。

具体的な内容は、マクロ本文の1行目を

With Selection.Borders(xlEdgeLeft)

この部分が違うだけです。横線を引くマクロと縦線を引くマクロを一つのファイルに保管しておいて、トーナメントの作業をするときだけ、ファイルを開いておくというやり方が、他の作業に影響を及ぼさない方法であると思いますので、ご紹介させていただきました。

仕事でトーナメント表を使うかどうかは別として、参考としてください。

図形にマクロを設定する

今回、エクセルで、上記のような図形を作成してみました。

この二つの図形にそれぞれ、マクロを設定します。

画像を右クリックすると、メニューが出てきますので、マクロの登録(N)ボタンをおして該当するマクロを設定するだけです。この場合には、横線 ですね。縦線マクロも登録しておいてください。わたしは、ほとんど、いつもこの図形です。なんか、ボタンに見えるので好んで使ってます。色は気分です。

さらに、便利な機能。

Excelマクロですごいところは、ここで作ったボタンですが、他のエクセルファイルの他のシートにコピペして貼り付けても、動くということです。後ろの画面にいたり、いちいちマクロから該当マクロを呼び出すことなく、ボタンさえコピペしておけば、やりたいことが簡単にできます。特にこのマクロは便利です。

123:横棒・縦棒マクロ

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