352:Tableau の基本的な内容

300:PARDOT

Tableauがどんなものかは、すでに導入されている人が本ホームページを見ている前提なので、説明を省きます。

Tableauを使い始めて、初めて聞くこと等をここでは記載していきたいと思います。

Tableauを起動してみた

Tableauを開くを以下の画面が開きます。

左側の青い部分は、使うデータベースの種類を選択して、新しく分析するシート等を作るはじめに選択するものです。

真ん中の白い部分には、「開く」はすでに作成済みのTableau化したものを選択して開く部分。アクセラレーターは、使いやすい例が載っていて参考となるものです。

右側の灰色の部分は、Tableauを学んで行くうえで、学習できるURLに飛ぶようになっております。

初心者の私は、まずは、Microsoft Excel と テキストファイル(csvファイル)のどちらかを選択して作業を始めることが多いです。

会社の基幹システムで使用しているファイルもチャレンジしてみましたが、今のところ諦めました。

データベースに接続

左側の青い部分にテキストファイルとある部分をクリックすると、ファイルエクスプローラーのようなファイルを選択するWindowが開きます。

それで、分析したいファイルを選択して始めるわけですが、テキストファイルはCSVファイルと考えてよいです。

Microsoft Excel を選択すると、同様のような状況ですが、すでにエクセルで作成したデータがある場合以外は、csvファイルを使うのが良いと思います。

理由は、csvファイルであると、1行目がフィールド名で2行目からデータが入っている場合が多く、エクセルであると自由設計過ぎてフィールド名がどこにあるか、エクセルを立ち上げて開いてみないとわからないことが多いからです。

売上データを開いてみる

まず、一般的な会社員であれば、まずは売上データを分析したいと思うはずです。

上記のテキストファイルで売上データの202211(途中).csvを開いてみると、

こんな感じになります。

この画面の中で、左側の灰色部分に、データインタープリタ―の使用にチェックボックスがありますが、csvの場合にはほぼ使いません。エクセルの場合にデータインタープリタ―を使うとうまくいく場合があります。たぶんこのデータインタープリタ―は、不特定のエクセルのフィールド部分を自動で解析してくれる機能なんだという理解です。

最上部に 202211(途中) と大きなフォントで表示されておりますが、これは、202211(途中).csvを読み込ませたので、tableauが自動で勝手にデータベース名をこのように決めたものです。ここは、データベースの意味を示すことが重要なので、この場合、売上データなので、売上データとか、○○年度売上データとかデータベースの名前を変更しておくことをお勧めします。

データベース名の右側に、接続 ◎ライブ と 〇抽出 との記載がありますが、ライブは、常にフォルダにあるデータファイルを毎回見に行く設定、抽出はTableau用に最適化された別のデータベースを作り、そこを見に行くという方法の違いです。

さらに右にフィルター 0/追加 とありますが、ここは未だ使ったことがありません。

右側の上部は、データソースの状況を示すもので、上記画面では、一つのファイルのみ表示されておりますが、ここで、他のデータベースもおいて関連させることができます。

右側の下部は、今選択されているファイルの構造とその内容が示されます。上記の例は、まだ、ファイルの内容が示されていない状況ですが、今すぐ更新ボタンを押せば、データが見えるようになります。

左下に、以下のようになってますが、今はデータソースというタブに現在はいるという意味です。

データソースタブがデータを選択する部分です。

もうひとつ、データベースの内容が見たい時がありますが、それは、左側のファイルが並んでいる部分をクリックすると

データの表示ができる部分が示されるので、その部分をクリックすれば、データの内容が見れます。

データベース構造

上記画面の右下の左側の部分にデータベースの構造が表示されております。

各フィールドが、数値、文字、日付、地域なのかを示しております。Abcは文字、#は数値ですが、tableauがデータ内容から自動で判別してくれます。

ただ、tableauの判別と実際の内容が違う場合があるので、このタイプをクリックして変更することができます。

例えば、年月フィールドですが、年月なので、日付に変更したいときに、この#を押して変更できます。

年月を#から日付に変更すると、#が日付のカレンダーマークのアイコンに変わり、202,211という数値が2022/11/01というデータになります。

ワークシートの作成

左下にあるシート1をクリックしてワークシートの作成作業に入りましょう。

シート1をクリックすると上記のような画面がでます。

左側の表と記載してある下の項目が各フィールドが並んでいるので、その各フィールドを右上の列と行にドラッグして配置していくことで、欲しい表やグラフが作成できます。

各フィールドが縦に並んでおりますが、上部Abcと下部#の間になにやら、線が入っております。この線より上がディメンション、線より下がメジャーとなってます。

メジャー:これは、数値ということがわかります。

ディメンション:日本語訳すると次元です。これは、データを切る枠というか分析軸という理解です。例えば、営業所毎に、セールス毎に、○○毎にデータを見るの○○にあたる部分です。足したり引いたり乗じたりしても意味がないものです。

tableauが自動判断で、自然にメジャーとディメンジョンを判別して上記のようになってますが、各項目はそれぞれのマスターにSQLコードが割り振られているので、セールスコードとか代表得意先コードとかは、本来、メジャーでなくてディメンジョンが正しい判別となります。細かい性格の人は、ここで、正しく直しておいても構いませんが、目的はデータを分析してそこからマネジメントすることなので、特に使用しないフィールドは無視して良いと思っております。

右上に表示形式とありますが、ここをクリックすると、どのようなグラフにするかグラフ形式を選択できるようになります。常に表示されているとうっとうしいので、不要であれば、もう一度表示形式をクリックすれば、消えます。

営業所別売上の表を作成

会社で良く使っている順番があると思いますが、それは、コード順に並んでいることが多いので、統一組織コードというメジャーをディメンジョンに変換して、統一組織コードと統一組織名を行の部分に、ドラッグ&ドロップしてみた結果が、以下となります。

ここに、売上を入れれば、完成ということで、Abcの部分に売上フィールドをドラッグ&ドロップすると

さらに、売上総利益もこの売上データの上にドラッグ&ドロップすると

というように表が完成します。

別な方法として、行にメジャー項目を追加してく方法として

メジャーの売上を行に入れて見ましょう。すると

これじゃわからない。という状況になりますが、緑の「合計(売上)」をクリックして▼をおして、

連続データとなっているものを、不連続に変更すると

と、営業所毎の売上金額が見れるようになりました。

Abcがなにやら邪魔ですし、売上金額なのに、右詰で表記してあるところは、不本意ですが、まずは、営業所売上が分析できるようになりました。

売上総利益フィールドも同様にして、行に追加して不連続としてください。

こんな感じになったと思います。

シートが一度完成したら、シート1をクリックして名称を変更してください。

ここでは、営業所別売上利益とすると良いと思います。

別のワークシートを作成

別のワークシートを作成するには、左下の

新しいワークシート アイコンをクリックしてください。

今回は組織別でディメンジョンを切ったので、商品別でディメンジョンを切ってみるのが良いと思います。

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