PARDOTの基本的機能であるメールを送信する方法について、記載します。まずは、アフターフォロー計画書を作成しましょう。それから、各内容を設定してから、メール文を作成します。通常のメールソフトのように、記載したいイメージをはじめに書いていく方法ではありません。事前準備が必要です。
まずは、アフターフォロー計画書を作りましょう。
アフターフォロー計画書を作るだけで、PARDOTの内容を確認するだけでなく、PARDOTのいろいろな設定をすばやく作成するうえでとっても有効です。また、Excelで作成しておくことで、検索置換機能を利用すれば、本当に簡単にアフターフォロー計画書が完成し、PARDOTへの設定登録もとてもスムーズになります。絶対にアフターフォロー計画書を作成するようにしてください。アフターフォロー計画書は、初めの上の画面がそうです。エクセルファイルを以下に貼っておきます。
基本的な、メール配信の流れは、
基本的なメール配信の流れは、左の図のようになってます。
- キャンペーン作成
- リスト作成
- テンプレート作成
- メール作成
- テスト送信
- 本番送信
キャンペーン作成
はじめにキャンペーンを作成する必要があります。キャンペーン作成を飛ばすと、後からキャンペーンはなんですか?と質問がくるので、キャンペーンを登録していないと困ります。キャンペーンは、メニューのマーケティングのキャンペーンを選択します。
名前を入れてください。当社のルールは、CP_キャンペーン名YYMMDD_9999というルールで記入してください。CP_キャンペーンであることを示す表示です。キャンペーン名は自由に入れてください。YYMMDD_は西暦2桁月2桁日2桁です。最後の9999は社員番号を入れてください。社員番号を入れることで、誰が作成したキャンペーンかわかるようにしてあります。これで、誰がいつ作ったキャンペーンなのかわかれば、後で詳しいことをその人に聞けるというメリットがあります。テストで作成する場合、頭の前に※マークを入れるルールとしてください。つまり、テストでキャンペーンを作成するときには、※CP_とするということです。あとで、一斉に※マークのついているキャンペーンは整理いたします。
フォルダーについては、デフォルトのままで良いです。
コストについては、そのキャンペーンでいくらの費用をかけるのか?という金額を入れるところです。不明であれば、そのままで、0円であっても、問題ありません。
タグについても、ここでは特に入れなくても良いですが、アフターフォロー計画書に記載があれば、入れておいた方が良いかもしれません。わたしは、ここでタグを入れる理由というかメリットを感じたことがないだけです。
アーカイブの日付についても、無記載で問題はありません。そのまま、キャンペーン作成ボタンを押してキャンペーンを作成してください。
キャンペーンが正常に保存されました。と出て、キャンペーン一覧に今作ったキャンペーンの名前が出ればキャンペーン作成は成功です。
リスト作成
次はリストの作成です。リストとは、グループを作って、そのグループに人々を入れておくものです。人々の名簿みたいなものです。そんなリストですが、リストは3つのタイプがあることを理解してください。
- スタティックリスト SL_
- ダイナミックリスト DL_
- テストリスト TL_
です。
スタティックリスト(静的なリスト)
スタティックリストは、静的なリストということで、中身の人が変わらないリストです。たとえば、学校のクラスみたいなものです。もちろん、中身を故意に変更することはできますが、ほぼ固定したリストで静的なリストとも呼びます。もっともイメージしやすいリストで、例えば、あるフォームに入力した人は、このリストに入れておくとか、あるメールを出した後、その人が何らかのメールに対してのアクションをしたときに、このリストに入れておくとか、そんな感じで人たちをリストに入れてグループ化しておきます。
スタティックリストの作成方法
リストは、セグメンテーションの中に入っております。これは覚えておいてください。マーケティングを知っている人はセグメンテーションという言葉を聞いたことがあると思います。本ソフトはマーケティングのソフトでもあるので、人々をセグメント(グループに分け色を付ける)してアプローチをかけることと考えると、覚えやすいかもしれません。リストを選択すると、右上に+リストを作成ボタンが表示されるので、+リスト作成ボタンを押します。
リスト作成ウインドウ画面が立ち上がります。
名前の部分には、名前の付け方も当社にはルールがあり、
- スタティックリストは、SL_リストの名称YYMMDD_9999
- ダイナミックリストは、DL_リストの名称YYMMDD_9999
- テストリストは、TL_リストの名称YYMMDD_9999
頭を変更しただけのキャンペーン名称と同じルールとしております。また、テストでリストを作成するときには、SL_DL_TL_それぞれの頭の前に※マークを入れるルールとしてください。つまり、テストでリストを作成するときには、※SL_、※DL_、※TL_とするということです。あとで、一斉に※マークのついているリストは整理いたします。
フォルダーに関しては、とりあえず、このままで良いです。
タグについても、無くても良いですが、キャンペーンと同じように、念のため、アフターフォロー計画書に記載のタグをつけておいてください。
テストリストのメール送信 □には、チェックを入れると、テストリストとなります。スタティックリスト作成のときには、空白としておいてください。
ダイナミックリスト □には、チェックを入れると、ダイナミックリストとなり、検索条件を聞いてきます。スタティックリストを作成の場合には、チェックを入れないでください。
アーカイブの日付についても、何も入れる必要はありません。
公開リスト □には、チェックを入れると、なにやら面倒なことを聞かれるのでチェックをしないで進みます。
CRM参照可能 □については、PARDOTのみでは不要だと思いますが、チェックを入れておいてください。これは、入れても入れなくても問題ありません。
ここでは、スタティックリストとテストリストを作っておきましょう。
名前を、「※SL_サンプル210418_9999」 としました。テスト用のリストなので、※マーク、スタティックリストなので、SL_、名称をサンプル、日付を、2021年4月18日に作成したので、210418、社員番号を9999です。
※マークを付けた場合、後で整理しますので、臆病にならずに、簡単に考えてリストを作成ボタンを気軽に押してください。これで、スタティックリストが完成しました。
こんな感じで、作成できましたでしょうか?
テストリストの作成方法
テストリストを作成するには、まず、今の上記の画面からリストの一覧表示にする必要があります。
左上の ホーム>マーケティング>セグメンテーション>リスト のリストの部分をクリックするとリスト一覧に戻ります。
また、メニューのマーケティング→セグメンテーション→リスト と選択していってもリスト一覧を表示することができます。左上の+リストを追加ボタンを押して作成してみましょう。
「テストリストのメール送信」にチェックを入れるのを忘れないでください。これで、テストリストが完成しました。
ここで、自分で作ったテストリストに自分を入れておきましょう。普通はこんなやり方はありませんが、プロスペクトリストから自分のリストに入れる方法を以下に示します。
メニューのプロスペクトのプロスペクトリストを開いて、プロスペクトリストを表示します。
その中で自分を選んで、
プロスペクトを開いて、リストタブを開いて、追加するリストを開いて、今作ったテストリストを探して選択し、リスト保存ボタンを押してリストに入れます。
本日は、ここまでとして、次回とします。
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