322:エンゲージメント スタジオ(Engagement Studio)

300:PARDOT

直訳すると、エンゲージは、婚約で、スタジオは、工房、制作室といった場所を示しております。つまり、PARDOTでは、「お客様とのつながりを持たせる場所」と理解できると思います。具体的には、特定のリスト化された人々に、メールを送信し、そのメールに対応してお客様が行った内容について、自動で判断し、次のアクションを自動で展開させていく機能です。

作ってみるのは、以下のようなもの。

特定リストから、その人たちにメールを送信して、メールの中には、フォームへのリンクを貼っておき、フォームのリンクを押した人は、別のリストに入れるというものを作ってみましょう。

※注意

2022年の個人情報保護法の改定から、以前は、メールの開封の情報を受けて、その分岐ができましたが、今後は、メール開封情報は、取得できなくなったようです。

前提条件として、すでにキャンペーンとリストがあるとします。今回は、「※CP_部署登録20220809_9999」というキャンペーンを作っておきます。

※ST_研修メンバー20220401_9999 というスタティックリストに研修会メンバーを入れておきます。

フォームも事前に作っておきます。今回は、※部署と社員番号登録フォーム20220809_9999 というフォームで、部署と社員番号を入れてもらうものを作りました。

さらに、そのフォームで入力した人は、「部署と社員番号登録済み」というタグをつけて、※ST_部署等登録済み20220809_9999 というリストに入れておくようにします。

メールは、「※TP_部署等登録20220809_9999」を作成しておきます。

メールからフォームのURLに飛んだ人だけ、※ST_フォーム入力者20220809_9999 のリストに入れて、「フォームから入力済み」というタグをつけて、エンゲージスタジオを修了するものとしました。

アフターフォロー計画書

Engagement Studio を作ってみる

マーケティング → Engagement Studio を選択してください。

エンゲージメントスタジオの名前等を登録して作成

開始と終了の真ん中の⊕を押して、内容を追加します。

アクション・トリガー・ルール・コピーされたステップ・終了

何をやらせるのかを選択。

このうちの一つを選択して、実行させることがきます。

アクション : 以下のことができます。

トリガー : 以下のことができます。

ルール : 以下のことができます。

コピーされたステップ : ステップをコピーした場合に貼り付け

終了 : フローを終わりにする。

を選択して、やらせたいことを⊕に入れていきます。

今回は、メールを出したいので、アクション → メールを送信と選択します。 

すると

上記の画面となります。このプロスペクトを送信の下にあるところに、メールテンプレートを選択します。

今回は、※TP_部署等登録20220809_9999 

カメラのところにマウスを合わせると上記のようにイメージがでます。

今回は、即時を選択して、保存ボタンをおします。すると

上記のようになります。ここで説明すると、※ST_研修メンバー2022・・・のリストの人に、※TP_部署等登録2022・・・というメールテンプレートを送信して終わる。というプログラムができあがりました。

さらに、メールを送信と終了の間の⊕を押して、

メールの中のリンクをクリックしたかどうか判別するトリガーをいれておきます。

リンクの選択は、特定のリンクと任意のリンクが選択できますが、特定のリンクの場合には、さらにそのリンクを指定する必要があります。

今回は、任意のリンクにしました。

評価日時についてですが、最大と待機が選択できます。ここでは、最大7日にしておきます。

待機の場合には、指定した日数まで、次のプログラムを実行しないで待つことを意味していると思います。

最大の場合には、最大日数を超えた段階で、そこで集計をストップして分岐選択を行い、実施されたときに次のプログラムに流れるような設定との理解です。

保存を押すと、以下となります。

ちょっと変な形ですが、右側の実践がYES。左側の点線がNO。の分岐ができました。

メールが送信された人が、メール内のいずれかのリンクをクリックすれば、YESで右側に、クリックしないで、7日間経ってしまったら、NOで左側に進みます。

はじめに戻ると、フォームに飛んだ人だけを、※ST_フォーム入力者20220809_9999のリストに入れて、「フォームから入力済み」というタグをつけるのでした。

実践右側の⊕を押して、リストに追加を選択します。

保存すると、

という、Engagement Studio ができました。

左側の⊕に終了を入れて、

上記のようにしておいても、良いですが、それは、好き嫌いでどちらでもどうぞ。

上記のカタチになったと思います。

今回、入れ忘れましたが

通常リンクをクリックした人は、興味をもってくれているということで、その人のスコアを上げておくことをお勧めします。

スコアもエンゲージメントスタジオの中で自動であげることができます。スコアはルールの中に入っておりますので、実践するときには覚えておいてください。

テストの実行

現在、作成タブにいますが、左上のテストタブに移動して、テストを行ってください。

テストを開始が、促されますので、テストを分岐の分だけ、行ってイメージ通りに進むのか確認してください。

エンゲージメントスタジオ開始

上手く行きそうであれば、左上にある開始ボタンで、このエンゲージメントスタジオがスタートします。

エンゲージメントスタジオの一覧に戻りたい場合には、左上にあるEngagement Studio を押すと、保存され一覧に戻ります。

一覧では、エンゲージメントスタジオのそれぞれの状況が確認できます。

重要

PARDOTの契約内容によってエンゲージメントスタジオの実行中のプログラム数に上限が設けられております。当社の契約は100まで。

それなので、できるだけ継続的に流すエンゲージメントスタジオは少なくして、キャンペーンが終了したら、一時停止しておくのが良いと思います。

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